
ブルーシートで行う台風被災時の屋根の応急処置について

台風の強風によって屋根材が飛んでしまったり、飛来物が屋根に衝突したりすることがあります。
傷んでしまった屋根をブルーシートで応急処置する方法を紹介します。
ブルーシートで応急処置する際に使用するもの
・ハトメ付きの防水ブルーシート(3.6~9.0m)
・土嚢(どのう)袋(20~50枚程度)または桟木
・テープ(金属屋根)
防水ブルーシートのサイズは屋根の損傷した範囲で大きさを決めます。
土嚢を固定するのでハトメが付いた防水ブルーシートを用意します。
土嚢袋は多めに用意し、中に入れる重しは砂利、真砂土、煉瓦、煉瓦ブロックのどれかを用意します。
ブルーシートで応急処置する方法について
① 土嚢袋に砂利や真砂土であれば6~10kg程度、煉瓦や煉瓦ブロックであれば2~3枚入れて、口を絞り重しを作ります。
② 瓦屋根を応急処置する場合は、紐を結んで繋いだ重しを3セット程度用意します。
③ 屋根に上り、損傷した部分を中心に棟瓦や棟板金を跨ぐようにブルーシートを被せます。
④ 瓦屋根の場合は紐を結んで繋いだ重しを、棟瓦を跨がせて配置します。
⑤ 重しは紐をハトメの穴に通して固定します。
⑥ 金属屋根の場合は、防水ブルーシートの端をテープで屋根に固定して下さい。
まとめ
ハトメ付きの防水ブルーシート、土嚢袋、砂利等、テープ(金属屋根用)を用意します。
応急処置では損傷した部分を中心に棟瓦や棟板金を跨ぐようにブルーシートを被せた後、重しを配置します。
屋根上の養生は高所作業で大変危険ですので必ず専門業者に依頼して下さい。
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