無落雪屋根の種類について解説
・勾配屋根方式
勾配のある一般的な三角屋根に雪止めが設置されている屋根のことを言います。
降り積もった雪が屋根に引っかかって滑り落ちることなくそのまま自然と溶けていき、雪解け水や雨水は勾配によってスムーズに流れ落ちるため、雨漏りのリスクも減少させることが出来ます。
・ルーフラット方式
屋根勾配方式と同じく屋根に雪を乗せたまま処理する方法ですが、三角ではなくて平らな屋根です。
平らになっているので雪が落ちることがなく、ですが実際のところ少しだけ勾配がつけられており、溶けた雪や水は傾斜方向に流れていくような構造になっています。
・スノーダクト方式
中央部分に設置されているダクトに向かって緩い勾配が付いている構造の屋根となっています。
太陽光で自然に溶けた雪がダクトから室内を通って、外に排出されるような構造となっています。