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雪にとても強い構造となっている雪が多く降る地域では屋根は何トンもの重さを支えなくてはなりません。
その重さに対応するために根曲がりの木というものが使われており、根曲がりの木は強い雪によって真っ直ぐに成長せず曲がってしまった木のことで、雪の重さに耐えることが出来る強度を誇っています。
・環境にとても良い
合掌造りは屋根が西を向く面と東を向く面があるように造られており、これは屋根に積もった雪を午前中は東側で溶かし、午後は西側で溶かすという考えです。
太陽という自然のエネルギーを利用して、家を守ることが出来ます。
それに合掌造りだと家屋の中は割と暖かくなることも特徴ですが、その熱源は囲炉裏のみです。
囲炉裏は家を暖めることは勿論のこと、証明としての役割や鍋やお湯を温めるといったような役割も果たしています。
そして屋根を覆う茅は役目を終えると、肥料としても使うことが出来るためゴミを出さないので環境にも良いです。