スレートには種類あるの?天然スレートや化粧スレートの特徴!
スレート屋根に使われている屋根材は、本来は薄くスライスした粘板岩を使っていました。欧州のお城などの屋根には石でできた天然スレートが使われています。ただ、石でできた天然スレートは高価に上、重いためセメントが主成分である化粧スレートが使われるようになりました。スレートは大きく天然スレートと化粧スレートといった種類に分かれるので紹介します。
天然スレートの特徴について
天然スレートは優れた耐久性を発揮して、色あせの発生もありません。デメリットは、重いため建物への負担が大きくなり、耐震性が悪化します。更に、化粧スレートと比較してかなり高価なことです。
化粧スレートの特徴や種類について
日本で流通しているスレートの多くは、化粧スレートです。化粧スレートは天然スレートと比較して、軽く価格が安いので広く普及するようになりました。化粧スレートには、平板、厚型、波型に分類されるので紹介します。
平板スレートの特徴について
厚さが5mm程度の化粧スレートは平板スレートと呼ばれており、戸建て住宅で使用されることが多いです。カラーベストやコロニアルといった屋根材は、平板スレートの一種となっています。
厚型スレートの特徴について
厚みを持たせた化粧スレートは厚型スレートと呼ばれることがあり、1980年代に流行しました。1990年代には軽量化された厚型スレートが普及するようになりました。しかし、厚型スレートは瓦に比べ耐久性がない上に高価なため、現在ではあまり使われておりません。
波型スレートの特徴について
曲げ加工を施してある波型スレートは、平型スレートと比べると、耐衝撃性や耐久性において優れています。乾湿によって発生する収縮を抑制することも可能です。
まとめ
天然スレートや化粧スレートの特徴などについて紹介しました。高い耐久性があり色あせがない天然スレートですが、耐震性が悪化し、値段が高いデメリットがあります。軽く価格が安い化粧スレートは平板、厚型、波型に分類されます。スレート屋根に興味がある方は、街の屋根やさん びわ湖大橋店までお気軽にご相談ください。お問い合わせはメールまたは電話でお待ちしております。